アルバイトのお給料に関する悩み・不満を抱えている人は多いですよね。
- シフト時間延長分の給料が付かない
- 長時間手当・深夜手当が付いていない
- 交通費全額支給の条件だったのに1日200円しかもらえない
いざ働いてみると、最初に聞いてた話と違う。。
だったら辞めればいいじゃん?って思っちゃいますが、実際そんな簡単に辞められません。なぜなら、もし飛んじゃったら、給料未払いになる可能性があります。
例えば、給料の支払い方法は勤務先(雇用主)によって異なりますが、ほとんどが「月末締めの翌月○○日払い」でしょう。
例えば、月末締めの翌月15日払いの場合、月末きっちりに辞めたとして、1ヵ月分の給料が翌月15日に振り込んでもらえるか不安ですよね。
円満退職した場合は問題ないかもしれませんが、何かしらのトラブルになって喧嘩の末に飛んだ!となれば、最後の給料が振込されない可能性があります。
もしバイト代がもらえなかったら??
労働基準監督署(=労基)に相談すれば、労基が勤務先に対して指導を行うため、給料の未払いが防げる、と思っている人も多いかもしれません。
しかし、労基は雇用主に未払い給料を払わせる法的強制力はありません。しかもアルバイトの給料未払いに対応してもらえるかどうかもわかりません。
以上の事情により、1ヵ月分の給料未払いを避けるために、止むを得なく現状維持を続けている人も多いのではないでしょうか。
もし、給料が振込まれないかもしれない…という不安からバイトを辞めるに辞められないで苦しんでいるのであれば、退職代行サービスを利用してみることをおすすめします。
アルバイトで!?退職代行サービスを利用する理由とは?
例えば、バイト先の店長と仲がこじれて喧嘩別れ…というような状況で、バイトを辞めた経験のある人は少なくないはず。むしろ、バイトを辞める理由って、大学卒業&就職、もしくは喧嘩別れですよね。。
ちなみに、喧嘩別れした時、最後のお給料はちゃんともらえましたか?
振込みされなかったけど、店長と話をするのも嫌なので、人生経験だと思って諦めた…という経験がある人は多いはず。
というか、“そもそもバイト先とトラブって辞めたら給料はもらえないもの”と割り切ってバックレる(飛ぶ)人もいますよね。特に男性は。
ちなみに、無断欠勤でバックレる行為は決して良い事ではありません。労働者・社会人としてマナー違反です。
しかし、本来は…いや法律上は、いかなる理由があっても労働者には労働対価としてのお給料を支給しなければなりません。
その一方で、現実問題として、バイト先がお給料を振り込んでくれない…というケースはよくあること(よくあることだから諦めて…という訳ではない)。
バイト代といえども10万円未満のケースが多く、時間と能力をかけて裁判を起こしてまでバイト代をお請求するのは、正直現実的な解決策にはならないでしょう。
- やっぱり泣き寝入りするしかないじゃん…
- 結局、大っ嫌いなキモイ店長の思惑通りってことなの!?
- 給料よりもキモイ店長が平気な顔してるのが腹立たしい!!
このような行き場のない思いを抱えながら泣き寝入りするくらいなら、いっそのこと退職代行サービスを使って、未払い分の給料を回収してみませんか?
退職代行サービスは、正社員ではなくても、契約社員やアルバイト契約の場合も利用可能です。
でも、シフトを無視して飛んじゃった場合、シフトに出なかったことによる損失を未払い分の給料で補填している、という噂を聞いたことありませんか?
そのため、もし未払い分の給料を請求した場合、損害賠償請求されるんじゃないか…という不安が出てきます。実際、どうなんでしょうか。。
【注意】バイトを無断欠勤で辞めると損害賠償請求の可能性あり
ただし、あくまで“可能性の話”であり、実際に損害賠償請求されることはないでしょう。その理由は、バイト無断欠勤により生じた損害額を見積もることは不可能だから。
上記の前提を踏まえた上で、損害賠償の可能性について解説します。
大学生やフリーターの中には、「所詮バイトだし…」という考えで、止める時はいつも無断欠勤でバックレると言う人がいます。
例えば、大学生が多く働く大手チェーン店の居酒屋などの飲食店では、「この前来た新人、もう飛んじゃったよ」なんて会話は日常茶飯事です。
バイトを無断欠勤でバックレるリスク
- 給料未払いが発生する可能性がある
- 損害賠償請求される可能性がある
バイトを無断で辞めてしまうリスクとして真っ先に考えられることが、最後のお給料を支払ってもらえない可能性があるということ。
これはすでにお伝えした通りなので、ある程度は覚悟の上かもしれませんが、それ以上に考えておくべきリスクは、損害賠償を請求される可能性があるということです。
なぜなら、民法では「退職日の2週間前に退職を伝えなければならない」というルールが定められているからです(以下参照)。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用:民法627条1項
つまり、無断欠勤でそのままバックレるという一方的な退職の場合、民法の定める「2週間前」という期日に違反しているため、それによって生じた売上の損失等の損害賠償が発生する(裁判を起こされ請求される)リスクがあります。
例えば、少人数体制でお店を営業している飲食店の場合だと「無断欠勤されたことでお店を営業できなくなった分の売上の損害を請求する」といった事態に発展する可能性があります。
しかし、現実問題として、雇い主がバイト生に損害賠償請求しそれが裁判で認められることは極めて難しいでしょう。
その理由は、そのバイト生が無断欠勤したことにより生じた具体的な損害を明確に計上できないためです。
「無断欠勤されたことでお店を営業できなくなった分の売上の損害」と言っても、それが本当に無断欠勤したバイト生のせいなのかを証明することは不可能です。
バイト生に無断欠勤されて営業できなくなった、と訴えてたとしても、営業しなかったという事実は雇用主の判断によるものであり、もし営業していれば売上は維持できたかもしれません。
しかし、こうした状況を知らないバイト生に対して「損害賠償請求するぞ」っと脅し文句を言い放つ雇い主も存在するかもしれないのでご注意ください。
ただし、本当に雇い主側がバイト生を訴えることになれば、裁判所に出廷しなければならなくなり、結果はどうであれ、とても面倒な事態になってしまいます。
こうしたトラブルにならないためにも、例えバイトであろうと無断でバックレてしまう、飛んでしまうっという行為はするべきではありません。
≫ 退職代行サービスは違法なの!?即日退社は就業規則違反、でも…
これってブラックバイト?退職代行サービスを使ってでも辞めるべきアルバイトとは?
ちょっと信じがたいことですが、バイトを辞める時に無茶な要求をする雇用主がいます。
退職時の無茶な要求例
- 代わりの人を見つけないと辞めちゃダメ
- 辞める時は1ヶ月前に相談したいとダメ
いろんなところでバイト経験がある人は、上記のような理不尽な要求をしてくるバイト先で勤務した経験がある人もいるでしょう。
結論から言えば、上記のような雇用主都合の要求に応じる必要はありません。
とはいえ、初めてのバイトだったり、店主が怖くて断れない…という人もいるでしょう。
その結果、最後の給料の未払いが発生…。泣き寝入り。。
結局、バイト生は雇用主の無茶な要求を受け入れざるを得ない…という状況になりがちです。もしくは、最後の給料を諦める(運が良ければ振り込まれる)しかないかもしれません。
ただし、このような状況に直面した時こそ、退職代行サービスを使うべきです。
退職代行サービスの運営会社は、弁護士事務所と提携している会社がほとんどなので、法的解釈に基いて、トラブルを避けた退職手続きを進めてもらえます。
退職代行サービスをお利用すれば、バイト先の店長や雇用主に連絡したり、顔を合わす必要はありません。退職に関する手続きは、すべて代行してもらえます。
退職代行サービスのメリットとデメリット
退職代行サービスを利用するメリットは次の通り。
退職代行サービスを利用するメリット
- 上司の顔を見ず、直接話す必要もなく退職できる
- 退社までに働いた日割り給料や消化できていない有給分の給料を請求してもらえる
- 万が一、離職票がもらえなくても退職代行サービスが会社側へ請求してもらえる
つまり、退職代行サービスを利用することで、会社との理不尽な話し合いなどによりストレスを抱えることもなく、未払い分の給料を泣き寝入りすることもありません。
あなたは退職して、新しいスタートラインに立つことができるのです。
ただし、退職代行サービスには1つだけデメリットがあります。
退職代行サービスを利用するデメリット
- 2~5万円の費用がかかる
※退職代行サービスの相場料金
2~5万円の費用をかけてまで、たいしょくだいこうサービスを利用することにメリットがあるか、という問題がありますね。でも、それは人それぞれでしょう。
まとめ:アルバイトでも退職代行サービスを使ってOK!
残念なことですが、バイト生の立場を軽視したり、ブラックバイトと呼ばれる勤務先は存在します。雇用主から理不尽な要求をされたり、給料未払いが発生することも珍しくはありません。
バイト先の勤務環境でお悩みの方、辞めたいけど辞められない事情をお持ちの方は、「退職代行サービスという選択肢がある」ということを知っておいてください。